ニュース

TOYO TODAY

校長贅言2-30 インターハイ観戦記

ニュース

校長贅言

 8月4日(火)に開会した今年のインターハイ、初戦は5日(水)に開催されました。

 今年の男子バレーボールの会場は京都です。朝の新幹線の車窓から田圃の緑、山の緑を眺めながら京都へ向かいました。この日の京都市内の最高気温は38.8℃、夏の京都の暑さを感じながら会場である島津アリーナ京都 (京都府立体育館)まで、最寄りの駅から歩きました。東洋の初戦の相手は岩手県代表、一関修紅高校です。

 13時26分、相手の2点先取から始まった試合でしたが、4対4から7対4へと逆転して試合を進めます。ところが中盤、9対8から9対9の同点まで追い詰められ、その後も12対12、13対12、13対13と、シーソーゲームが続きました。18対16まで進んだところで相手のタイムが入ります。突き放したいところでサーブミスなどもありましたが、先に20点に乗せたのは東洋高校でした。20対17から、ネット際をツーで返すなどの技も冴え、22対17に。ここでまた相手のタイムが入りました。23対17、23対20と東洋がリードしたまま試合は進み、25対20で第一セットをものにすることができました。

 第二セット序盤も、第一セット序盤と同様のシーソーゲームが続きました。5対5、6対6から8対6、10対6と、少し頭が抜けたところで相手チームのタイムが入ります。その後も11対8、12-8から相手のミスなどもあり、13-8に。さらに突き放したいところですが、こちらのサーブミスなどもあり13対10と中盤まで相手を突き放すことができません。角度のあるスパイクを相手コートに打ち込む展開もあり、18対14まで進んだところで相手のタイム。東洋高校応援席も、ここで「We are TOYO」の大合唱。全員でコートにいる選手たちにエールを送ります。少し相手が盛り返し、18対16、19対17から19対18の1点差まで追いつかれ、今度はこちらがタイムを要求します。緊迫する終盤戦は20対18、20対19と続き、相手のサーブミス、連係ミスなどで22対19としましたが、相手もじりじりと追い上げ23対22に。ハラハラする展開でしたが、最後は25対23でこの勝負を終えることができました。昨年度同様、予選リーグをストレートで勝ち上がり、翌日に繋ぐことができました。

 翌6日(木)は会場が変わり、にっしんでんきアリーナ京都(京都市市民スポーツ会館)での決勝トーナメント戦に臨みました。昨日同様、朝から気温も高く、樹影もある会場周辺ではうるさい程蝉が鳴いていました。第一試合、9時33分開始の試合の相手は、埼玉県代表の埼玉栄高校です。

 序盤は1点を取りつ取られつの接戦が続きます。しかし、突き放したいところで東洋のサーブミスが続いてしまいました。結局、相手のリードのまま7対10に。その後レシーブミスなどもあり9対13となったところで。東洋がタイムをとります。右からのスパイクなどで得点を重ねるものの、サーブミスなどもあり点差がなかなか埋まりません。15対16まで迫ったと思ったところで、またサーブをミスしてしまいました。16対19となったところで二度目のタイムを要求します。何とか流れを変えたい場面でしたが、相手のサービスエースが二度続き、16対21に差が開いてしまいました。ここでもタイムを入れ、流れを変えたいところでしたが、そのまま流れは変わらず。19対25で第一セットを落としてしまいました。

 第二セット序盤はブロックで粘り、4対4の同点にしますが、こちらのスパイクが相手のブロックに阻まれてしまい4対7に。苦しい展開を打破すべく、ここでタイムを入れます。その後は8対10まで迫りましたが、ここでもあと一歩のところでサーブミス。しかし、そのミスを挽回すべく、相手のトスが流れてきたところを冷静に決めるなどして、10対11まで迫ります。中盤、12対12と相手にようやく追いついたところで、相手がタイムを要求します。さらに、15対14と、東洋がようやく逆転する展開となりました。しかし、この逆転も束の間、17対17から再び相手にリードを許してしまう展開になってしまいました。18対20と差は開き、19対23、20対23と、じりじりと相手に得点を重ねられ、最後は相手のスパイクが決まり20対25でゲームセット。試合開始直後はそれほど実力差もないように思えましたが、終わってみればこちらのサーブミスなどが目立つ試合となってしまいました。結果はストレート負け。残念ながら今年の東洋高校男子バレーボール部のインターハイは、この試合で幕を閉じることになってしまいました。

 ここで敗退してしまうことは、選手たちにとっても受け入れられないことだったのではないかと思います。しかし、勝負に「絶対」はありません。今年度のインターハイは昨年度の戦績に届きませんでしたが、この先の練習を経てさらに強くなり、次の春高バレーでリベンジしてくれることを願うばかりです。私などは勝ち負けよりもその試合の内容が大切なのではないかと考えてしまうのですが、一つでも多く勝つことを目標に日々の厳しい練習に向き合っている選手たちにとっては、本人たちにしかわからない悔しさがあったに違いありません。

 夏が終わると、すぐに春高予選が始まります。この悔しさをバネにして、昨年度の全国ベスト8を上回る戦績を残せるチームに成長してくれることを期待しています。