INQUIRY
「一歩踏み出す力」を育て、社会とつながる学び
東洋高校では「探究」を学びの柱に据えています。3年間で段階的に力を育てる「総合的な探究の時間」と、希望制で社会の課題に挑む探究ゼミ」。基礎から実践へと学びを深めながら、正解のない問いに向き合い、試行錯誤を重ねていきます。その積み重ねが、「自分で一歩踏み出す力」を育てます。小さな挑戦は、やがて大きな可能性へ。
INQUIRY STUDIES
総合的な探究の時間
総合的な探究の時間は、問いを立て、情報を集め、考えを整理し、他者に伝えるまでのプロセスを体系的に学ぶプログラムです。
単なる調べ学習や発表活動ではなく、試行錯誤を重ねながら思考を深めていきます。対話や振り返りを通して、自分の考えを更新し続ける姿勢を育みます。学年ごとに設定されたテーマのもと、段階的に探究の質を高めます。その積み重ねが、主体的に学び続ける土台となります。
3年間のカリキュラム(2025年度実施例)
1年生:
個人で実践する探究
自分の興味をもとに考え、一人で行動する経験を通して、探究の基本姿勢を身につけます。「行ったことのない場所に行ってみる」「やったことのないことに挑戦してみる」などに取り組み、写真やメモで記録します。そして、「何をやったか」「どう感じたか」「次はどうするのか」を振り返り、考えを深めます。あわせて、コミュニケーションツール(slack)の使い方やプレゼンテーションの基礎も学びます。
2年生:
グループで実践する探究
興味・関心が近い生徒同士でグループをつくり、自ら問いを立てて探究活動を進めます。協力して課題に取り組む中で、他者と協働する力を身につけます。「地域の課題を見つける」「役割分担をして実際に行動する」といった活動を通して、考えを共有しながら実践へとつなげます。あわせて、チームマネジメントについても学びます。
3年生:
社会とつながる探究
2年生までの探究経験をふまえ、社会や将来とのつながりを意識した探究を行います。「社会で働く人の話を聞く」「これまでの探究を振り返り、自分の成長を言葉にする」などの活動を通して、自らの学びを整理します。得られた気づきを社会の中に位置づけながら、将来の選択へとつなげていきます。
INQUIRY SEMINAR
探究ゼミ(Toyo Business Quest)
探究ゼミは、希望制で実施する発展的な実践プログラムです。
「総合的な探究の時間」では外部講師を招き、専門的な視点から学びを深めます。一方、探究ゼミでは生徒自身が外部の現場へ赴き、事業者と協働しながら実際の課題解決に取り組みます。ヒアリングや分析を重ね、自ら提案を形にしていきます。机上で終わらせない実践を通して、より専門的で主体的な学びへと踏み込みます。
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希望制(全員必須ではありません)
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放課後や土曜日午後に実施
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事業者と協働し、社会の課題に取り組む
ビジネスの現場が、学びの場となる
very50と連携
「その提案は、どのような価値を生み出すのか」を問いに、very50のスタッフや大学生メンターからのフィードバックを受けながら考えを深めます。「なぜその判断なのか」「その根拠は何か」といった問いを通して提案の妥当性を検証し、試行錯誤を重ねながら、価値ある提案として形にしていきます。
想いを形にし、事業を動かす
dacco.myanmarと連携(2025年度実施例)
「ミャンマーの職人を支える理念を、どのように伝え、売上につなげるか」を問いに活動。事業者へのヒアリングや販売方法の分析を通して、ブランドの強みと課題を整理します。顧客向け発信や企業提案など、売上向上につながる具体策を検討し、実行へとつなげています。
店に来る価値を言語化し、形にする
Think Coffeeと連携(2025年度実施例)
「この店に来ることで、お客さんは何を得て帰るのか」を問いに、オーナーやスタッフへのヒアリング、来店者の観察を実施。店舗の価値を分析し、「居場所」としての魅力をどのように伝えるかを探究します。事実に基づきながら、提案を具体策としてまとめていきます。