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2年生が1年生に「まちいろプロジェクト」での探究成果を発表しました。

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6月29日(月)に、2年生が取り組んだ「まちいろプロジェクト」の成果報告会を実施しました。当日は、5階の10教室、6階の10教室に加え、会議室とカフェテリアも使用し、全22か所に分かれてプレゼンテーションを行いました。2年生は、これまでの活動を通して考えたことを、1年生に向けて自分たちの言葉で伝えました。

今回の発表では、形式をスライドに限定せず、ポスターでの発表も可能としました。探究における発表は、整った資料を作成することだけが目的ではありません。大切なのは、「自分たちは何を発見し、そこから何を考えたのか」を、聞き手に伝わる形で表現することです。発表方法を自分たちで選択することは、探究の過程で得た学びをどのように整理し、どのように他者へ届けるかを考える機会になります。これは、情報をまとめる力だけでなく、相手意識を持って表現する力を育むうえでも重要な学びです。

また、2年生が1年生に向けて発表するという形式にも大きな意味があります。後輩に伝えるためには、自分たちの活動を一度振り返り、何を伝えるべきかを整理する必要があります。その過程で、生徒たちは自分たちの考えがどこまで深まっているのか、どの部分がまだ曖昧なのかに気づくことができます。発表は単なる成果の共有ではなく、自分たちの学びを見つめ直す機会にもなりました。

一方で、今回の発表を通して見えてきた課題もあります。まち歩きで発見したことをまとめる際、店の名前や場所の紹介、カフェやグルメ情報に内容が寄ってしまう場面も見られました。もちろん、地域の魅力を見つけ、情報として整理することは大切です。しかし探究では、見つけた情報をそのまま並べるだけでなく、「なぜそこに注目したのか」「その場所や人は地域にとってどのような意味を持つのか」「自分たちはそこから何を考えたのか」まで踏み込むことが重要です。

探究活動を通して育みたい力は、正解を探してまとめる力だけではなく、自分なりの視点を持ち、問いを深めていく力です。今回の発表は、2年生にとって、これまでの活動を振り返り、自分たちの探究を次の段階へ進めるための貴重な機会となりました。次回の授業では、今回見えてきた課題をもとに、単なる「情報の整理」から「自分たちの意見を持つ」段階へと学びを深めていきます。