校長贅言2-33 朗らかな笑顔と声援と ~3年生球技大会が実施されました。
校長贅言
9月25日(金)、ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)にて3年生の球技大会が行われました。この秋は雨が多かったものの、当日の日中は雨もなくそれほど暑くもない、運動日和でした。と言っても体育館内は冷房が効いていたため、外の天候にかかわらず一日中快適に競技を行うことができました。
9時30分、予定通りに試合開始。この時点で50名を超える保護者の方々の姿も観覧席に見られました。男子はバスケットボール、女子はドッジボールが午前中のプログラム。会場内は試合開始直後から盛り上がります。バスケットボールでは、複数のバスケットボール経験者がいるチームが試合の流れをリードする場面が多く見られました。ドッジボールは一人当てる毎に声援が湧き起こります。会場内にはずっと大声援が響き渡っていました。保護者の来場者数も、競技開始1時間後には100名を超えていました。大きな怪我もなく各競技は進行し、11時前から始まった男子バスケットボールの決勝戦は、D組とG組との間で争われました。両チームともゴール下まで攻め込みながらのシーソーゲームを繰り広げていましたが、一歩リードしたのはG組。最後は2対7でG組が勝利しました。
女子のドッジボールは、速いボールを投げ合える二人以上の外野手がいるチームが勝ち進んだように思います。それでも、その強い勢いのボールをキャッチした時に出る声援など、見ていて楽しい試合が多くありました。決勝戦はC組とD組の混合チームとG組とが対戦し、12対11の僅差でC・D組が勝利を収めました。11時40分過ぎにはドッジボールの決勝戦も終わり、昼食を取った後、予定通り12時20分から午後の競技、バレーボールが始まりました。
バレーボールは、ドッジボールのように多くの人数を必要としないため、混合チームはなくクラス毎にチームが組まれます。コートに出る人数が少ない分応援にまわる人数が多く、大きな声援がコートの周りを包みました。
男子の試合はレシーブ・トス・スパイクと、3回できちんとボールを返せるチームが、女子の試合はサーブが確実に入るチーム、たとえ1回のレシーブだけでも確実に相手コートにボールを返せるチームが勝ち進んでいました。
男子チームでは、全国大会に出場するバレー部の部員たちがチームの裏方となり、クラスのメンバーにトスをあげる姿などが見られました。全国大会で活躍する選手がトスを上げてくれるというのもなかなか贅沢な光景です。女子の試合はミスによる失点で相手の点数が積み重なる場面も多かったのですが、男女ともに全てのチームが、ミスをしても笑顔でフォローし合っている姿が印象的でした。
14時25分からは、いよいよ男子・女子ともにバレーボールの決勝戦です。全生徒がフロアに降りて観戦、コートを囲む大きな声で応援しました。男子はC組対F組、女子はH組対I組という組み合わせです。
男子の試合は20点まで双方同点で進みましたが、そこから怒涛の5点連取でF組が優勝を勝ち取りました。また女子は25対11でI組が勝利を収めました。女子バレーボール部の部員二人を擁するI組は、ボールをあまり自陣に落とさなかったことが得点につながったように思います。H組にも上手な選手が多かったのですが、I組は得点した折に応援の男子がコート内を盛り上げ、そのリズムに乗って得点を重ねて行った印象を受けました。
球技大会ではクラス毎に順位がつくことを考えると、もちろんどのチームも上位を目指して戦っていたのでしょうが、「相手チームを負かす」という攻撃的な姿勢ではなく「勝ち負けよりもチームの絆を大切にする」といった姿勢が多く見られたように思います。この行事が終わると、3年生は卒業式直前に生徒たちが企画・実施する「卒業祭」まで行事はありません。それぞれが自分の勝利に向けた受験へとシフトして行きます。その意味でも、受験のプレッシャーを感じることなく友達同士で大いに盛り上がったこの日は、多くの3年生にとって特別な日になったのではないかと思います。
3年生の人生の中のたった一日ですが、会場中がそれぞれの生徒の朗らかな笑顔と声援とに溢れた、素晴らしい一日となりました。