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探究ゼミ「ナナナナ祭(渋谷未来博)」訪問報告

探究

 

7月11日(土)、探究ゼミの生徒たちは、渋谷100BANCHで開催されたナナナナ祭(渋谷未来博)を訪れました。会場には、環境や食をはじめとした、さまざまな分野で未来の社会をつくろうとするプロジェクトが集まっていました。

はじめに、全員で先日の活動でもお世話になった「POTƐNTIA.」のブースを訪れました。POTƐNTIA.は、廃棄されることが多いカシューフルーツをジュースとして商品化し、ガーナにある農家の新たな仕事づくりにつなげようとするプロジェクトです。生徒たちは、実際にカシューフルーツを使ったジュースを試飲しました。活動の背景について事前に話を聞いていたことに加え、商品を実際に手に取り、味わうことで、社会課題と商品開発とのつながりを、より具体的に感じることができました。

POTƐNTIA.の活動から学べるのは、社会の課題を不足しているものだけで捉えるのではなく、すでにあるものの中から新しい価値を見つける視点です。これまで捨てられていたものも、「別の使い方はできないか」と問い直すことで、新たな資源へと変わる可能性があります。POTƐNTIA.の取り組みは、課題発見から価値の創出、社会での実践へとつながる探究の一つの姿を示していました。

その後は、生徒一人ひとりが自分の関心に応じて、会場内を自由に見学しました。多様な展示に触れる中で、単に「面白い」と感じるだけでなく、「自分たちの探究に生かせることは何か」と考える機会となりました。

会場で紹介されていた多くの活動も、最初から完成されたアイデアがあったわけではありません。身近な小さな疑問を出発点に、調査や対話、試作を重ねながら少しずつ形にしていました。問いを持ち、行動しながら考えを更新していくことが大切だと改めて感じられるものとなっていました。今回の経験を単なるイベント見学で終わらせず、新たな問いを生み出す出発点として、これからの探究活動をさらに深めていきたいと思います。