2025年5月25日 高尾山・城山
2025年度2回目の活動!
1・2年生だけの新体制となって初めての日帰り活動だった。
今回は、2年生3人と1年生12人、顧問の先生2人とガイドのAさんの計18人で、東京にある山の中でも知らない人を探すのが難しいほど有名な“高尾山”に登った。そこで学んだことや山の魅力を伝えていきたい。
1年生にとっては初めての山登りのため、登山用の装備が揃っていないレベル1の状態で山を登ることになった。最初はテンションも高く、意気揚々と順調に登っていった。
高尾山の山頂に着くまでに、ぬかるんだ地面や滑りやすい岩を踏み越えて進むうちに、1年生のおしゃべりは何故か減っていった。ただそれは、自然の景色を見るのに忙しくなったからであろうと、思った。
山頂まで残り0.1Kmというところで見た光景に1年生は絶句。目の前にあるのは階段。少し盛らずとも、気の遠のくほど長い階段。なんでこんな場所を登るのだろうか、我ながら疑問に思った。自分が参加した部活は、決して階段を登るだけの部活ではないはずだと自分に言い聞かせながら階段を登り終えた。そこで目に映ったのは霧に包まれていながらも秀麗さを感じさせる圧巻の景色。そこから少し歩いて昼ごはん。私の隣には拳大の梅干しおにぎりを4個持ってきた人、カロリーメイトと小さなパン2つを持ってきた人。変な人たちだな、と心で思い、自分は普通のおにぎり2つを食べた。ちなみに具はシーチキンと佃煮昆布。美味い。
食べ終わった後、また山を登り電波塔や茶屋がある場所に着いた。そこまでの道のりも思い返せば、青々と生い茂る草木と階段。大変だった。そこで食べたかき氷は美味。食べ終わり、また移動。何故かまた山頂前の階段を登ることになり、皆の士気は下がっていった。ただ登り終わって写真を撮っている間だけは、皆息を吹き返していたのは少し面白い。
いよいよ下山。登山道には綺麗で珍しい草や花、それと階段。もういいって本当に。かなり下りたところで寺があり、そこで参拝。ただ皆、神社か寺かよくわからないまま神社の参拝をし、寺だと気付いたときはみんなで笑い合った。ちょっと楽しかった。そしてそのまま下りていって舗装された道を下り、焼き団子が有名な茶屋で一息休憩。あの焼き団子は生地が甘くて最高。そしてそのまま下りて下りて下りて下りた。舗装された道なのになんであんな凸凹していたのか不思議。そしてやっとのことで見えてきたのは文明を感じる建物たち。やっと戻ってきたという達成感と共にもう下りてきたのかという名残惜しさを感じた。
汚れた靴を少し綺麗にしてガイドのAさんに感謝の気持ちを述べて解散。疲れたけど楽しかった。
帰る方向が同じ人はみんな、疲れて電車の中で寝ていた。まるで1日中ディズ◯ーに行った帰りのようだった。次の登山は同じ高尾山の山塊を登るが、今回歩いたのは10キロ弱、次回は20キロ弱を歩く。阿鼻叫喚。また登りたいけど登りたくないという葛藤と共に夜はぐっすり寝た。
(記載者 T.M. 1年)