2025年7月15日 雨の御岳山

[ワンダーフォーゲル部]

2025年度新体制4度目の活動!

今回はガイドのAさんと顧問のN先生、2年生5人、1年生12人の計19人で、青梅市にある御岳山(標高929m)に登りました。頂上には神社があります。

この活動は、雨の影響を受けないように集合時間を2時間遅くして実施されることになりました。その上当日は電車が遅延し、先に到着した人たちは御嶽駅の待合室で軽く食事をとって遅延に巻き込まれた人の到着を待つことになりました。最終的にバスに乗れたのは11時半頃。当初の予定8時20分から3時間遅れてのスタートとなりました。

バスでケーブルカーの乗り場まで向かいました。途中、外国人の方がたくさん乗車してきて、日本の多くの山を楽しんでほしいなと感じました。ケーブルカーの駅に到着した頃には、止んでいた雨がまた降り始めたため、下だけレインウェアを着用しました。初めての雨の登山だったため、レインウェアを着るのにも少し時間がかかってしまいました。

登山道は塗装された道で、道沿いには杉の木が並んでおり、783本から始まって頂上付近に1番があります。登り始めたときはとても急な道で、ずっと登っているのに進んでいないように感じるほど長い道のりでしたが、数を数えながら登っているうちに、意外とあっという間に感じるようになりました。

最初は蒸し暑くて歩くのがとてもつらかったですが、登るにつれて気温が下がり、涼しく感じるようになりました。途中からまた雨も降ってきたため、服がびしょ濡れになってしまい、1年生の中には「寒い」と感じる人もいました。

1番杉の近くにある御岳ビジターセンターで昼食をとりました。ビジターセンターには御岳山の資料が展示されていて、ムササビの様子などがビデオで流れていました。昼食後は、今後も雨が降ることを考えて、また合宿での雨対策も兼ねて、レインジャケットも着用しました。

その後、御嶽神社と御岳山の頂上を目指して再び歩き始めました。神社まではまた急な坂を登る必要があり、昼食をとって休憩していたこともあって最初は元気に登れましたが、やはり坂が急だったため、次第に疲れが出てきました。坂を登りきった先にはさらに階段があり、それを登りきってようやく神社に到着しました。

神社から少し歩いたところに頂上があるとのことで、さらに進むと頂上に到着しました。しかし、あいにくの天気で霧がかかっており、本来見えるはずの景色もまったく見えませんでした。今まで登った山の頂上とは違い、やや期待外れな印象でした。

頂上を後にして下山しました。登りが急だったので下りは楽かと思いましたが、実際はとても体力を使いました。普通に歩くと足に負担がかかるため、ゆっくり慎重に下山する必要があり、それがかなり大変でした。それでも帰りは雨が降らず、無事に麓までたどり着くことができました。みんな濡れていたため、麓で着替えてからバスに乗って御嶽駅に戻り、家へ帰りました。

(記載者 M.M. 1年)