第7回サマーコンサートのご報告

[吹奏楽部]

 

 こんにちは。広報係トランペットパート2年、柴田侑奈です。
 8月20日に行われた、サマーコンサートのご報告になります。平日にも関わらず、430名ほどのお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございました!

 

 トランペットとクラリネットによるファンファーレで幕を開けた第1部。曲名は「フォスターファンファーレ」でした。2曲目にお送りした曲は、吹奏楽のための綺想曲『じゅげむ』です。こちらは、4月28日に行った、遥叶(はるか)の代の定期演奏会でも演奏しました。その時とはまた一味違った、奏向(かなた)サウンドで演奏ができました。そして、選抜メンバーでお送りした「たなばた」は、さまざまな楽器のソロが光りました。七夕の夜空や織姫と彦星の連想させるような美しい和音が特徴的な曲でした。第1部最後にお送りした曲は、「マードックからの最後の手紙 2021年版」。先代の遥叶の代で出場した新人大会の自由曲としても演奏し、奏向の代の夏のコンクールでも演奏しました。半年以上向き合い続けてきた、思い入れの深い1曲のラストパフォーマンスでした。

 

 第2部は、東洋吹部の十八番、「ブラジル」で始まりました。毎度お馴染みの「ブラジル!!」の掛け声で会場も一気に明るくなりました。続いて「Bunny Girl」「晩餐歌」「はいよろこんで」の3曲を「SNSバズりメドレー」と名付け、演奏しました。3曲目には、「僕たちの青春はライラックメドレー」と題し、Mrs.Green Appleの人気曲である「青と夏」「僕のこと」「ライラック」の3曲をメドレー形式でお送りしました。そして、OBOG合同バンドでは、東京ディズニーシーの人気ショーの一つである「Big Band on Beat!」の曲をメドレー形式でお届けしました。奏向の代としては、初挑戦となるスウィング曲で、慣れない音楽に葛藤した時期もありましたが、OBOGの先輩方と共に練習をしたことで、楽しく演奏することができました。

 

 アンコール1曲目にお送りした曲は、合唱「大切なもの」。チームとしての団結などに思い悩み、この夏、たくさん葛藤した自分たちを重ねながら歌いました。アンコール2曲目は、「Amazing Grace」でした。アルトサックスの優しい旋律から徐々に音楽が広がっていきます。3年生を送り出すような気持ちで演奏しました。
本コンサート最後にお送りしました曲は、「September」です。アメリカのアーティスト、Earth, Wind & Fireの大人気曲で締めくくりました。

 

 当日のリハーサルの中、本コンサートで卒部する3年生から、1、2年生へ「ひまわりの約束」の演奏をプレゼントしてくださいました。楽しい、嬉しい、といったポジティブな出来事ばかりではなかったこの夏を、3年生と共に乗り越え、強い絆が生まれたからこそ、涙を流す部員も多くいました。また、本コンサートが始まる前、ロビーにて、3年生の先輩方と顧問の稲福先生とでロビーコンサートを行いました。「ウォルタイム・ライン」、「カイト」をアンサンブルでお届けし、多くの方々に楽しんでいただけました。

 
 この夏、3年生の先輩方は、様々な場面で我々1、2年生に足りないものに気付かせてくださいました。だからこそ、3年生がいない部活動でも、音楽、仲間、全てに向き合って、これからも目標を達成できる代にしていきます。9月からは1、2年生のみで新体制の奏向の代が始動しました。今後は、10月18日(土)に東洋祭公演、11月16日(日)には新宿伊勢丹前にて交通安全野外コンサートも予定しておりますので、詳しくは今後更新される記事をご覧ください。今後の奏向の代も、応援よろしくお願いします。