東京国立博物館スクールプログラムに参加しました

 6月27日(金)に東京国立博物館スクールプログラムに本校1年〜3年の生徒22名が参加しました。

 プログラム当日は前期期末試験最終日でしたが、参加した生徒はテスト勉強が終わったばかりにも関わらず、プログラムに参加して博物館のことを熱心に学ぼうとする意欲に満ち溢れていました。

 「博物館の仕事ガイダンス」というプログラムでは、東京国立博物館の成り立ちや、博物館での仕事について学び、文化財を守り、未来に伝えていくことの重要性について学びました。また、参加した生徒たちは博物館見学の中で実際の文化財を見たことで、その仕事の難しさや海外の方からも注目される日本の文化財の魅力を実感していました。

 

以下、参加した生徒の感想です。(一部抜粋)

・今回は学芸員の仕事の概要についての話を聞くことができた。学芸員の仕事は非常に興味深く、自分の研究ややってみたいという興味を非常に掻き立てる体験であった。展示は多くの歴史的文化に触れることができ、道具の用途や絵画、装飾の工夫など歴史的価値の経験ができた。学芸員の仕事についての学問をこれから考えていきたい。

・東京国立博物館のスクールプログラムに参加して、学芸員の方から博物館の歴史や役割について直接聞けたのが印象的でした。博物館はただ展示物を集めるだけでなく、それをどう保存し、どう伝えるかが重要だということを知りました。特に、展示物を選ぶ際にその背景や物語を考えながら展示方法を決めるという話を聞いて、博物館がただの「物の展示」ではなく、文化や歴史を伝えるための大切な場所だということがよく分かりました。

・博物館の仕事内容については元々興味があったので、今回のガイダンスは、私にとってとてもためになりました。博物館の仕事は、収集、保管、研究、活用の四つに分けられていました。正直、博物館の仕事の内容は展示くらいしか知らなかったので、表に立っている人や裏方で頑張っている人がたくさんいることを知りました。展示は、すぐに展示できるわけではなく、テーマを決める→作品の状態を調べる→展示するものを決める→展示作業というたくさんの段階を経ていることがわかりました。ガイダンス後は、自由見学の時間となり、私は平成館を回っているうちに時間が終わってしまいました。集合場所に向かう途中に彫刻エリアがあり、すごく気になりましたが、用事があったので断念しました。次は一日博物館にいたいです。