校長贅言2-17 1年生球技大会が開催されました
12月10日(水)、JR錦糸町駅に程近い墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)にて、1年生のみの球技大会が実施されました。
この日は朝から総武線が遅延していたため、スタートを遅らせなせればならないかと一時は危ぶまれましたが、当初の予定通り9時10分より開会式が、また9時30分には女子ドッジボールの試合が始められました。
ドッジボールのそれぞれの試合は、圧倒的にどちらかがリードをするというより、互いに少しずつ内野が減って行くといった一進一退の試合が目立ちました。見ていると、速いボールを投げられるメンバーが二人以上いるチームが有利なのですが、その速いボールをしっかり受け止める生徒もいて、そのようなときには大きな歓声がコート外の応援席から上がっていました。競技はひと試合の中で前半と後半とに分かれているのですが、前半が終わり後半に臨む前に入念に作戦会議をするチームも見られました。
午前中、女子のドッジボールと同一コートで交互に行われた男子のバスケットボールでは、バスケットボール経験者が多くいるチームが圧倒的に有利に見えました。華麗なドリブルを見せたり、スリーポイントシュートを入れたりするなど、見応えのある試合が繰り広げられ、各試合の応援にも熱が入っていました。どの試合でも、クラスで一体感のある応援がコートの縁を彩り、その応援を見ているだけで嬉しくなるような光景でした。
白熱した試合は、女子ドッジボールの優勝がC組、2位D組、3位B組、男子バスケットボールの優勝はA組、2位J組、3位H組という結果に終わりました。
女子のドッジボールでは内野同数での延長戦があったり、男子バスケットボールの試合ではフリースロー対決の勝敗がなかなかつかなかったりしたことなどもあり、終了予定時刻を1時間半以上も押してしまいましたが、どの試合もとても盛り上がり、その余韻を残したまま午後のバレーボール競技に突入しました。
バレーボールも午前中と同様、女子と男子の試合が交互に行われました。
女子の初戦では、サーブが確実に入るか否かが勝敗を決めるような試合もあり、とにかく相手コートにボールを返すことができるチームが順当に勝ち進んで行きました。しかし、当然のことですが、試合を勝ち進めたのは相手が返せないようなサーブを打てたり、しぶとくボールをつなぐことができたりするチームでした。男子の試合も、初戦は「とにかくボールを返す」といったような戦い方も見られましたが、最後のほうではきちんとトスを上げ3回でアタックを打つ、見応えのある試合へと変わって行きました。
なお、バレーボールの結果は、女子優勝がD組、2位G組、男子は優勝がI組、2位は敗者復活戦から勝ち進んだJ組でした。
多くの好プレーとご愛嬌の珍プレーが体育館のそこここに見られ、笑顔の絶えない一日となりましたが、この日一番の大きな声援は男子バレーボールの試合の中でそのラリーを制したチームへ送られた女子の声援と、男女を問わず、チームのメンバーのミスを同じチームの仲間がカバーしてくれたときの、コート外からの声援だったように思います。
大会の運営には生徒会の1年生をはじめ様々な部・委員会の生徒たちが携わり、開始から終了まで一日中、笑顔でお互いを讃え合う様子が体育館中に見られた素晴らしい球技大会でした。この日は、130名を超える保護者の方々も観戦に駆け付けてくださいました。お忙しい中お出でくださいまして、本当にありがとうございました。















