校長贅言2-21 「史上最響」の歌声が響く ~令和7年度合唱コンクールが実施されました。
昨年度末の3月9日、1学年の集大成として「令和7年度 合唱コンクール」が、かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで開催されました。
当日の集合時刻は12時15分ということでしたが、集合時刻の前から、それぞれのクラスが観客席で自主的に練習する様子が見られました。クラスによって、肩を組んだり、手話やクラップを入れたりするなど、それぞれがこれまでの練習を通してどれだけ真剣に今日の発表に取り組んできたかが、その様子を見ているだけでわかります。それぞれのクラスが一つになって、共通の目標に向かって真剣に打ち込む姿。その練習風景を見るだけで、目頭が熱くなってきました。練習の終わりには、各クラスの熱の入った鬨の声も、方々から聞こえてきました。
いよいよ本番がスタートし、開会の辞として愛甲くんの素晴らしいスピーチがあり、その後は発声練習として全員で校歌を斉唱しました。続けて、実行委員長の渡邊さんより「自分たちを信じて」、「史上最響の歌声を」という強いメッセージが発せられました。
各クラスが課題曲としてMrs. GREEN APPLEの「春愁」を歌い、その後にそれぞれのクラスの選択曲を歌いました。「春愁」の歌詞、「大嫌いだ 人が大嫌いだ 友達も大嫌いだ 本当は大好きだ」というフレーズを聴きながら、それぞれの生徒たちが過ごしてきたそれぞれの1年間に、思いを馳せました。それぞれのクラスの歌声には、これまで1年間を過ごした日々の、それぞれの想いがこもっていました。その想いが伝わるからこそ、優劣をつけなければならない審査は、とても難しいものでした。
緊張した顔やホッとした顔。それぞれが目の前の歌に集中しているからこその正直な表情を見せながら、各クラスが歌い終えるごとに、少しずつホッとした表情が増えて行き、休憩中の会場内はリラックスムードに変わって行きました。
終わってしまうのが勿体ないくらいの時間をホール全体が共有し、結果が発表されました。金賞にはback numberの「水平線」を歌ったK組が、銀賞はSGの「僕らまた」を歌ったG組が、そして銅賞は同点でA組の「なんでもないや」(RADWIMPS)、B組の「キセキ」(GReeeeN)、L組の「ハルカ」(YOASOBI)が、それぞれ受賞しました。
順位はつけられてしまいましたが、受賞の有無にかかわらず、この日に生徒440名が共有した時間は、きっとそれぞれの生涯の思い出になるのだと思います。1学年全員の想いのこもった時空間にいて、私は心が浄化されるような幸せを味わうことができました。1年生(旧)の皆さん、本当にありがとうございました。



