校長贅言90 1・2学年球技大会

11月7日(月)、エスフォルタアリーナ八王子にて、第1・2学年の球技大会が行われました。

 午前中は、メインアリーナで男子のフットサル、サブアリーナで女子のドッジボール、昼食を挟んで午後はメインアリーナで女子バレーボール、サブアリーナでは男子のバレーボールの試合がそれぞれ行なわれました。欠席者もほとんどおらず、早い生徒は集合時刻の1時間前に集まり、生徒たちの球技大会にかける意気込みの強さが窺えました。今大会は、10月の東洋祭で作ったクラスTシャツを着用、全体がはなばなしくなると同時にクラスの個性も見えてきます。

 ドッジボールのルールは、内野1年は19名、2年は23名、外野はともに3名、バレーコートの広さで、対戦時間は8分間。フットサルのルールは、選手は5名、対戦時間は前後半5分ずつ、同点の場合はPKで決着。バレーボールは男女とも25点先取の1セット。デュース制はなし。

 開会式終了後、すぐに競技開始。男子のフットサルはコートが狭いぶん、動きが小刻みでスピーディーになります。パス通しがうまいチーム、守りが固いチーム、とにかく全員が動き回るチーム……チームの個性もさまざまです。PK戦にもつれ込んだ試合は、いやがうえにも盛り上がります。ボールを蹴る選手本人以上に、応援生徒の緊張が伝わってきます。

 一方、女子のドッジボールは迫力満点です。写真を撮るためにコートに近づくと、選手の投球の際の「うっ!」とか「むっ!」という、文字にならない唸り声が聴こえてきて、びびります。選手によって本気度は差がありますが、入れ込んでいる選手の挙動はまさに女の仁義なき戦いです。

 午後のバレーボールは男女で場所を入れ替えて行われました。緒戦から24対24のフルスコアになる試合もあって、観る者に油断を許さない試合展開が続きます。男女とも、観ている人の頬がゆるむようなプレイがあるかと思えば、目の覚めるような美技も出てきて、見ごたえ十分です。女子、男子共に決勝戦は、大盛り上がりでした。

 大きな怪我もなく進行も順調で、大成功の球技大会でした。9月に行われた3年生の球技大会は全体として落ち着いていて安心して観戦できました。一方、今日の大会は、あくまでも主観ですが、フレッシュで躍動感に溢れている印象を受けました。学年の差なのでしょうか。

 とにかく、素晴らしい試合を見せてくれた選手、熱い応援をしてくれた生徒、準備や運営にあたってくれた体育、放送、保健、整美の各委員、記録担当の視聴覚委員と写真部、全体を取りまとめてくれた生徒会執行部、すべての皆さんに感謝の一日でした。併せて、遠いところ、応援に駆けつけてくれた保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 《成績》

 フットサル(男子)    2年優勝 B組  1年優勝 E組

 ドッジボール(女子)   2年優勝 F組  1年優勝 E組

 男子バレーボール     優勝 2年E組  準優勝 1年D組

 女子バレーボール     優勝 2年A組  準優勝 2年E組

 身体をほぐす準備体操。

緊迫したボールの奪い合い。

緊迫のPK戦。この後ボールは?

仁義なき女の戦い。

ボールの行方に視線が集中。

ぐうたら……でも応援は真剣でした。

光るわざ①。

光るわざ②。

生徒会はこんな仕事もしています。

ネット際の攻防。

チームワークが光る。

男子バレーボール決勝戦の1コマ。