「毎日を大切に生きよう」と思うようになりました。~ニュージーランド1年間留学報告

 2023年12月9日(土)の夕刻、1年間のニュージーランド留学を終えた2年生の川村さんが、成田空港に無事到着しました。

 夏の南半球から冬の日本へと帰国した川村さんは日に焼けた元気な笑顔で、帰国翌週の登校時に留学終了の報告をしてくれました。

 まず、1年という期間を過ごしたことについて話を聞くと、「最初のうちは辛かったが、終わってみるとあっという間だった」という感想が返ってきました。留学当初は英語に慣れるのに苦労したようですが、3か月を過ぎたころから楽になったということでした。また、「優しい人が多かった」という感想からは、高校でもホームステイ先でも彼女の人間関係が良好だったことが窺えました。

 川村さんの報告で印象的だったのは、自分一人で考え、行動しなければならないときに必要な、行動力が身についたということでした。「失敗して当たり前。失敗しても良い」と意識を切り替えたことで、それまで以上に行動できるようになったようです。

 さらに、親元を離れて生活をすることで、「それまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということに気がついた。日本で過ごしている毎日はとても有難いことなのだと気づき、毎日を大切に生きようと思うようになった」ということでした。

 「毎日を大切に生きたい」とは誰もが思うことですが、多くの高校生の口から実感として出てくる言葉ではないように思います。

 高校卒業後の進路にも大きな夢を抱いている川村さん。今回の留学が、その大きな夢の実現の原動力になることを願ってやみません。

留学当初(写真左)と帰国直前(写真右)、お世話になったParaparaumu Collegeの富田先生と。