沖縄修学旅行2日目

3月3日(日) マリン体験 環境探究学習


2日目も生徒たちは早起きです。ビュッフェ形式の朝食で海に入るための栄養補給に勤しみます。

出発後まずは北上し、嘉手納やうるまを経て沖縄本島北部の恩納村へ。今晩宿泊するホテルのプライベートビーチにてマリン体験を行いました。メニューはドラゴンボートとシュノーケリングで、なかなか水温が上がらないなか生徒たちは全身で沖縄の海を味わいます。浅瀬でもナマコやウミヘビ、カクレクマノミが観察できて感激の声が上がる裏で、高速でボートに連れ去られていく生徒たちの悲鳴も上がり、ビーチは熱く盛り上がっていました。

ともあれ、事前の雨予報から一転して当日の昼は晴天に恵まれ、青い空と海を背景に生徒たちは思い出の写真を残していました。

昼食の後は南部の糸満に戻り、琉球大学の大学院生たちと環境問題を考える探究学習に取り組みます。班ごとに学生を交えてグループワークを行い、解決すべき問題を焦点化するところから誰にどのようにアプローチして現状を変えていくかまで幅広く考え、ポスターを作成します。最初は海での疲れも残していた生徒たちも、次第にのめり込んでいきました。

その後は大度海岸に移動し、引き潮で現れた珊瑚礁の内部に海水の溜まった浅い海(礁池、イノー)の上を歩きます。グループワークを共に行なった学生たちからサンゴの海の特徴や人間との関わりを学び、そこに生きるものをその目で見た生徒たちは、環境問題への課題意識をよりいっそう深めたようでした。

海にも入って頭も使った生徒たちは疲労困憊、バスの中は寝息に満ち、2日目も暮れてまいります。明日は恩納村からさらに北上し、名護へ向かいます。