校長贅言2-23 入学式とオリエンテーション合宿

[校長贅言]

 花曇りの暖かな4月6日(月)、東洋高校体育館で2026(令和8)年度入学式が挙行されました。

 昨年度は400名以上の新入生を迎えたために、午前・午後の2回に分けて実施した入学式でしたが、今年度は273名の新入生および保護者が体育館内に一堂に会する入学式を実施することができました。

 新入生代表の蜂谷さんは「歴史科目は苦手だが、世界から戦争をなくすためにも積極的に学んで行きたい」ということや、「人口知能が発達したから学ばなくても良いということではなく、今後も学びを絶やさず人工知能と共生をして行くべきだ」ということなどを、思いがこもった言葉で宣言してくれました。

 新入生の入退場の際には吹奏楽部の心のこもった演奏があり、また退場の際にはピロティへ続く階段で、ソングリーダー部、野球部、バドミントン部、剣道部、ラクロス部などの先輩たちの、祝福の出迎えがあり、東洋生のやさしさが随所に見られた入学式にもなりました。入学式の後は、各クラスに分かれてのホームルームやオリエンテーション合宿の説明などがあり、解散になりました。

 翌火曜日の健康診断を挟んだ4月8日(水)からは、富士山の麓にある緑の休暇村でのオリエンテーション合宿が実施されました。初日は学年集会のほかに大縄跳び、二日目には飯盒炊爨やレクリエーション、ホームルームなど、東洋高校について知ること、友だちと仲良くなることを目的として様々な企画が用意されました。

 大縄跳びではクラス全員が一丸となり声をかけ合うことで、クラスとしてのまとまりが生まれるようになりました。また飯盒炊爨では班に分かれ、班員同士が役割を分担し、協力してカレーライスを作り上げることで少しずつお互いのことを知り、自然に助け合う姿勢が生まれました。今年度は新たなレクリエーションとして「とよとよからのワクワク挑戦状!!」(註:「とよとよ」とは東洋高校の生徒が考案したマスコットキャラクターです。)を体験しました。これはチームが協力して、それぞれの持つカードの情報を合わせて正解を見つける推理やなぞなぞ、間違いさがし、宝さがしなどのミッションに挑むアクティビティです。教室内から始まり、体育館、グラウンドへと、様々な場所を移動しながらチームごとの推察力・知力・体力を試す時間となりました。

 3日目は残念ながら朝から雨でしたが、それぞれのクラスで、これまで自分の歩んできた人生を振り返りこれからの高校生活とその先の夢に思いを馳せる、落ち着いた時間を過ごすことができました。

 

 最初は不安ばかりであっただろう生徒たちにも、10日(金)にバスを降りる際には多くの笑顔が見られました。これから1年間、クラスごとにどのようなまとまりを見せてくれるのかが楽しみです。笑顔とパワーに満ち溢れたこの学年の生徒たちが、高校3年間で様々な経験をし、全員笑顔のままで卒業してくれることを祈らずにはいられません。