まちいろプロジェクトに向けたチーム活動が始まりました。

[ニュース]

 第2学年では、「総合的な探究の時間」において、今年度の探究活動の一つである「まちいろプロジェクト」に向けた準備を進めています。4月20日(月)の授業では、約440名の生徒が体育館に一堂に会し、学年全体でチーム結成とプロジェクトの方向性について確認を行いました。これだけ多くの生徒が同じ空間に集まりながら、チームで話し合い、意見を出し合う活動を実施できたこと自体が、今回の探究学習の大きな成果です。

授業の前半では、Slackで自分のチームを確認した後、大学生メンターの紹介を受け、チームでの活動がスタートしました。生徒たちは、これまでに記入したスキルカードをもとに、自分の強みや得意なことをチームメンバーに紹介しました。単に自己紹介をするだけではなく、「自分はチームにどのように貢献できるか」「相手の強みをどう生かせるか」を考える時間となりました。

後半では、「まちいろプロジェクト」の考え方について学びました。このプロジェクトは、学校周辺の半径3kmほどの地域を対象に、自分たちの力でまちを少しワクワクするものにしていくことを目指す活動です。生徒たちは、「自分たちの身近な生活の中にある不便さ」「もっと楽しくできそうな場所」「他の人の視点から見える困りごと」などに注目しながら、チームごとにアイデアを出し合いました。今回のワークでは、まずは質より量を大切にし、最低20個の「まちを彩るタネ」を出すことを目標にしました。思いついたことを付箋に書き出し、他の人の意見からさらに発想を広げる姿が多く見られました。

約440人という規模の学年でありながら、生徒一人ひとりが受け身にならず、チームの中で役割を持ち、地域をよりよくするためのアイデアを考え始めたことは、大きな一歩です。体育館全体に多くの対話が生まれ、学年全体で探究に向かう空気がつくられていました。

今後は、チームごとに見つけた「まちを彩るタネ」をもとに、実際に地域へ出てリサーチを行い、課題をさらに深めていきます。そして、持ち帰った気づきをもとに、まちをよりよくするためのアイデアを形にしていく予定です。

第2学年の探究活動は、単なる調べ学習や発表練習ではありません。自分たちの身近な社会に目を向け、仲間と協力しながら、実際に行動へつなげていく学びです。今後、生徒たちがどのような視点で地域を見つめ、どのようなアイデアを生み出していくのか、大変楽しみです。