校長贅言49 春高バレー、東京都代表決定戦

[校長贅言]

 11月17日(日)、第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会(「春高バレー」)の東京都代表決定戦が駒沢体育館で行われました。吹奏楽部、ソングリーダー部、一般生徒合わせて200名近い生徒が応援に来てくれました。また、OBやOGはもちろん、保護者の方、そして卒業生の保護者の方、同窓会の会長も駆けつけてくれました。

 第2試合の準決勝は東亜学園高校。春高バレー優勝3回の強豪です。試合開始直後から2~3点差をつけられましたが、必死に食らいついていきます。しかし点差をなかなか詰められないままゲームセット。

 第4試合の3位決定戦は、早稲田実業高校。力をつけてきているチームで、昨年、苦杯を喫しました。当然ですが、東京代表を決める試合だけに、どのセットもレベルの高いやりとりが続けられました。この日、特に私たちに強い印象を与えたのが、この第4試合の第2セットでした。リードされていた流れを逆転し、追い越したと思ったらペースを奪い返され……ということが続きましたが、「29-27」という粘りに粘った、技量や精神力を絞り出したチーム力で第2セットをものにしました。応援団も「We are TOYO!」と一丸となって選手たちの背を押して行きます。しかし、残念ながら最終セットは早実にペースを握られてしまいました。大変、悔しい思いをしましたが、「この時間を共有できたことに感謝」(市川教頭)し、「真剣に戦うとはこういうことだ」ということを身体をはって示してくれたことに敬意を表したいと強く感じました。

 

《結果》

準 決 勝 東洋 0 (22-25 20-25) 2 東亜学園

3位決定戦 東洋 1 (18-25 29-27 21-25) 2 早稲田実業

(11月18日)

昨年まで墨田区体育館だった会場が駒沢体育館に。

1試合目の応援風景。

「We are TOYO!」の声援が響きます。

準決勝、スタートです。

ブロックを突き抜けるスパイク。

ハイレベルの攻防が続きます。