校長贅言66 2021年、始動

[校長贅言]

 12月31日に都内の新型コロナウイルス感染者数が1337名となり、1月7日には政府から再度、緊急事態宣言が出されました。年末も、12月17日に感染者数が800名を超えたことなどにより、24日に年内最後の登校日を予定していたのを、19日(土)に前倒ししました。

 新年は、1月8日スタートの予定でしたが、前述のとおり7日に緊急事態宣言が出されるとのことで、宣言の内容を確認してから、ということでこちらは後ろ倒しして9日(土)から学校が始まることとなりました。

 新年最初の登校ですが、3年生は大学入学共通テストを目前に控えているため、大事をとって自宅待機、1・2年生のみの登校となりました。学年全体で集まることもかなわず、放送でクラスごとに校長の挨拶、学年主任先生の挨拶を聴いたのち、HR。その後、早期入試(総合型選抜=旧AO入試、学校推薦型選抜=旧推薦入試)で進学先を決めた3年生の先輩方の報告動画を視聴しました。1年生の山本和佳さんは「どの先輩も共通して英単語や定期テストが大事だと言っていたのが印象に残りました」、甘利美咲さんは「大学入試にはいろいろな方法があることがわかりました。ふだんの授業を大切にしようと思いました」、髙橋佳瑚さんは「先輩方は1年生のときからいろいろ調べて早く目標を決めていたので、私も早く自分のやりたいことを決めたいと考えました。また、同じクラブの先輩がどうやってクラブと勉強を両立していたのかがわかり、参考になりました」。迷いや失敗などを含めて、どうやって目標を定めたか、とか、勉強の工夫、そして勉強だけではなく課外活動や行事、言葉遣いまでも大切にするべきだと語った3年生の思いはしっかり後輩に届いたようでした。一般入試を受ける3年生は「逆境」とも言える状況の中で初の「共通テスト」に挑戦します。1・2年生ともども応援しています。がんばれ!(1月13日)

各クラスでのHRの様子です。