EMPOWERMENT PROGRAMを開催しました

[国際交流]

 3月24日から26日までの3日間、東洋高校で初めての試みとなるEMPOWERMENT PROGRAM(EMP)を開催しました。

 EMPとは、「多様な国の外国人学生と共に、解の無い問題を英語で「探究」する3日間」と題し、多様な個性や価値観に触れながら、自分自身の成長・可能性を実感するプログラムです。

 生徒たちは5人ずつのグループに分かれ、各グループには日本の大学に留学している外国人学生がグループリーダーとして入り、英語で生徒たちとやりとりをし、議論や発表を行います。

 キーフレーズは、「Mistakes are okey!」。グループリーダーたちは、生徒たちに間違いを恐れずどんどん英語で自分の考えを話すよう促します。

 最初は英語で話すことにためらいを見せていた生徒たちでしたが、グループリーダーとの会話やアイスブレイクを通じて、徐々に積極的な姿勢が見られるようになりました。

 議論や発表のテーマは様々でしたが、この3日間で特に中心となったテーマは、

 「My identity・Leadership・Diversity」についてです。生徒たちはグループリーダーの力を借りながら、こうしたテーマに向き合い、英語でのやり取りを通じて学びを深めていきました。そして、自分で出した「答え」を、プレゼンテーションや劇形式で発表しました。

 発表も練習時間が設けられ、グループリーダーを中心に何度もブラッシュアップしてもらい、回を重ねるごとに質の高いものになっていきました。そして、3日間の最後には、一人ずつ「EMPで学んだこと」をテーマにプレゼンテーションを行いました。3日間という短い時間でしたが、参加した生徒全員が大きく成長したと実感できるような素晴らしいプレゼンテーションでした。

 そして、すべてのプログラムが終わった後も、生徒たちは別れを惜しむように外国人学生たちと記念写真を取ったり、話をしたりしていたことが、この3日間の一つ成果の表れだったように思います。

 私たち担当教員は、3日間の生徒たちの活動を間近で見て、生徒たちがこの3日間の経験を、今後の高校生活、そして将来への自信に変えてくれると確信しています。それ程中身の濃い、充実した3日間になったと思います。

 

【参加生徒のコメント】

・参加するか迷っていたけど、参加して良かったと思っています。私は話すことが好きなので沢山英語で話すことができて楽しかったです。

・自分の英語が伝わったっていうのが、すごく楽しかったです。

・最初の方は緊張して、(全体の)前で話をするのも嫌だったけれど、最後はすごく楽しかったです。

・(印象に残っていることは)プレゼンです。プレゼンは海外でやることも多いと思うので、いい練習になりました。

 

 

劇形式での発表

プレゼンテーションをブラッシュアップしてもらいました

真剣な表情でグループワークに取り組みました。

クロージングセレモニー

全員素敵な修了証をもらいました!