悔しかった選手権

[サッカー部]

 昨年の高校サッカー選手権東京都1次予選では、東京実業高校に敗れ、惜しくも東京都2次予選に進出することはできませんでした。その雪辱を晴らすために、チーム一丸で臨んだ都立井草高等学校との1回戦でした。

 

 均衡を破ったのは、井草高校でした。前半11分にセンターサークル付近で得たフリーキックを、素早いリスタートで前線にフィード。一瞬の隙を付かれ東洋高校の左サイドの裏を取られてしまい、PA内右斜め45度付近から鋭いシュートを決められてしまいました。先制点を奪われた東洋高校は、出鼻を挫かれてしまいます。1分後の12分、25分と同じような展開で失点を重ねてしまい、前半から0-3の厳しい展開を強いられてしまいました。

 しかし、ここから東洋高校の反撃が始まります。3点目を奪われた2分後、DF江原から前線にロングフィード。DFラインの裏を抜け出した東洋高校エース小川が落ち着いてボールを右隅に叩き込み、1点を返します。

 1点を返して勢いづいてきた東洋高校は、後半13分に無尽蔵のスタミナを誇るMF中原がゴールを決め、遂に1点差となります。そして、後半終了10分前、同点に追いつきます。右サイドの深い位置から、DF久保がロングスローでPAにボールを供給します。フィジカルを生かしたプレーでFW佐藤(一)がヘディングで後ろにそらし、FWエース小川がゴールにパスをするような美しいインサイドボレーシュートを決めました。勢いは東洋高校にありましたが、ここで試合終了のホイッスルが鳴ってしまいました。

 運命はPK戦に託されました。全力を尽くしましたが、結果はPK(3-4)で敗戦。雪辱を誓った東京都選手権1次予選でしたが、昨年の戦績を超えることができない結果となってしまいました。

 

キャプテン 安瀬 優希

 選手権では勝つことが出来ず、悔しい思いをしました。この経験をバネに、次の新人戦では自分たちが決めた目標に向けて練習していこうと思います。

 

 

 

 悔しい敗戦となってしまいましたが、次は新人戦が待っています。新体制でのコミュニケーションも、深まりつつあります。部活動内では、「3回戦突破!!」という目標を掲げ、目標に向かって突き進んでいきます。

 

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、日時と場所は非公開となっております。