校長贅言85  男子バレーボール部「春高」代表決定戦 & TOKYO交通安全キャンペーン (吹奏楽部・ソングリーダー部)

[校長贅言]

 11月13日(日)、昨年に引き続き、吹奏楽部とソングリーダー部が四谷警察署主催の「TOKYO交通安全キャンペーン」の野外コンサートに出演する、というので見に行ってきました。場所は、新宿3丁目交差点から2丁目交差点にかけての路上です。10時30分に警察署長さんの挨拶から始まって、50分頃からコンサートが始まりました。路上にはパイプ椅子が並べられ、町内会や交通安全協会の方々がたくさん座っていますが、新宿という繁華街の真ん中ですから、多くの買い物客らしき方々も足を止めて見入っています。

風が強かったため譜面台が倒れるなど通常の演奏では起こらないこともありましたが、多くの人たちに聴いてもらえ、ひとつの曲の演奏が終わるたびに盛大な拍手をいただき、始まる前はやや緊張気味であった表情も、演奏が進むにつれてほぐれてきました。東洋祭で披露した「アラジン」を含む全4曲を演奏しました。

ソングリーダー部も屋外で演技することはほとんどありませんが、いつもの笑顔で踊っていました(個人的には、スニーカーが新鮮でした)。見ている人々からも演技が華やかに映ったのでしょう、多くの方がスマートフォンなどでさかんに撮影していました。最後に、ポンポンで「交・通・安・全」と示したときには観客席から「ホ~っ」とため息のような声が漏れていました。短い時間ではありましたが吹奏楽部の演奏とソングリーダー部の演技は、見る人々をおおいに楽しませてくれました。

 吹奏楽部は、これから東京都吹奏楽連盟主催のアンサンブルコンテスト(12月27日・管楽8重奏、28日・フルート3重奏)に出場します。ソングリーダー部は今月23日にダンスドリル秋季大会、27日に全日本チアダンス選手権大会に挑戦です。

めったにない、屋外での演奏。

両部を代表してお客さんに挨拶。

いよいよ演奏スタート。

ソングも青空の下で演技。

この笑顔でお客さんを元気にします。

「交・通・安・全」も当然、アピール。

フィナーレ。

記念にピーポくんを頂きました。

全員で記念撮影。

 同じ11月13日(日)、駒沢オリンピック公園の屋内球技場において「第75回全日本バレーボール高校選手権大会」(春高バレー)の東京都代表決定戦が行われました。午前中は女子、午後から男子の試合です。

今年、代表候補に残ったのは、駿台学園高校、安田学園高校、早稲田実業高校と東洋です。今回は、コロナ禍第8波がささやかれる状況のため、応援できるのは各学校関係者50名に限定され、館内では声援が禁じられています。そのため応援席はどの学校も保護者が主体。3時近くなって始まった試合は、対安田戦。

初球こそ落としてしまったものの、すぐに東洋ペースを取り戻し、落ち着いて球を拾い攻撃に移ります。その後は常にリードを保ちつつ、25-21で1セット目を先取。

続く第2セットもペースを乱すことなく、これまでの成果を発揮し、得点を重ねていきます。2セット目も25-19で勝利し、これで東京都代表のチケットは手に入れたことになります。

さて、いよいよ代表決定戦。隣のコートで早いペースで早稲田実業を下した駿台学園が相手です。第1試合の戦いぶりを横目で見ていたら、やはり隙がなく決してミスをせず、逆に相手の隙に鋭い攻撃を仕掛けてくる、という感じでした。1セット目の最初こそ、東洋ペースでスタートしましたが、その後は駿台学園にペースをつかまれてしまいます。どこに攻撃しても拾って返してくるし、攻撃しようとすると高い3枚ブロックで防がれてしまいます。その結果、第1セットは17-25で奪われてしまいました。続く2セット目も、調子を戻せないまま、18-25で試合終了。

残念ながら本校は第1代表にはなれませんでしたが、東京都第2代表として第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(2023年1月4日~・東京体育館)に出場します。5年ぶり、28回目の出場です。

1試合目の開始です。

すぐにペースをつかみました。

劣勢になってもすぐに立ち直ります。

隙を狙った攻撃。

壁を突き抜けるスパイク。

重いスパイクを受け止めます。

気合を込めたサーブ。

果敢に攻めます。

3枚の壁に阻まれてしまいます。