夏のニュージーランドへ

[国際交流]

 1月28日(土)、18時25分出発の便で、1年生の川村さんがニュージーランド・パラパラウムカレッジに向けて日本を飛び立ちました。

 ウェリントン郊外のパラパラウムカレッジには、昨年7月にも6名の生徒がターム留学でお世話になりましたが、川村さんは一人で、1年間を過ごすことになります。

 7月に出発した6名は、成田空港からニュージーランド・オークランド空港を経由してウェリントン空港に行く、「通常の」空路でしたが、今回はオーストラリアのシドニーを経由してウェリントン空港に行くという経路でのニュージーランド入国です。これは、現在海外渡航に関するコロナウイルス感染症の制約がほとんどなくなったため、留学生を含めた海外渡航者数が急増し、ニュージーランドへの直行便の座席が取れなかったというのがその理由のようです。特にこの時期は、ニュージーランドでは新学年のスタート時期でもあるため、それに合わせて日本を出発する留学生(大学生)も多いということでした。

 同行者もなく、一人でオーストラリアでの乗り継ぎを経験してニュージーランドまで向かう長い道程になりますが、川村さん自身に不安はなさそうでした。出発当日まで登校していた川村さんでしたが、家族の他に、東洋高校の同級生や他校の友人たちにも見送られながら元気に日本を出発しました。

 出発前、川村さんは「英語を使って、現地の人たちと積極的に関わり合いたい」ということや、「1年間の留学を経て、誰に対しても、自分の意見をはっきりと主張できるようになっていたい」ということを話してくれました。

 現地は夏。オークランドでは、記録的な豪雨により洪水の発生している地域もあるようです。心配が尽きることはありませんが、様々なことを経験し、精神的に逞しくなった川村さんが元気に帰国する日を楽しみにしています。

ご家族・他校の友だちと。

少しずつコロナ以前に戻りつつあるようです。