元気が一番!(アイルランド1年留学)

[国際交流]

 うだるような暑さの続く8月27日、1年生の乗本さんが、1年間留学のために朝の成田空港からアイルランド第二の都市であるコーク市に向けて飛び立ちました。今年度のアイルランドへの留学希望者は乗本さん一人。カナダへの1年間留学希望者に比べて、人数的には寂しいのですが、不安よりも「ワクワクしている」気持ちの方が強いという乗本さんは、ご両親、お祖父様、叔母様の見送る中、元気に日本を旅立ちました。

 東洋生が1年留学を体験するアイルランドのコークは、年間を通した寒暖差が少なく、安定した気温の中で生活を送れる町です。夏の平均気温が15℃前後と、東京と比べかなり涼しく(寒く?)、暑くなっても最高気温は20℃前後だそうなので、東京からの留学生にとっては快適な夏を過ごせるのではないかと思います。

 オランダのアムステルダムで乗り継ぎをし、一人でコークの空港まで向かった乗本さんにとって、海外へ一人で行くというのは今回が初めての経験だそうですが、翌日には現地ガーディアンのNoelさんより無事に到着したという連絡が入りました。乗り継ぎも入国審査も、乗本さん一人で乗り越えたようです。

 受け入れ校のMidleton Collegeでは、単に授業を履修するだけではなく、希望者はオーストリアへのスキーツアーなどにも参加できるようです。留学を通して「友だちをたくさんつくりたい」と言っていた乗本さんにとってはそのようなアクティビティへの参加も、良い機会になるのかも知れません。

 「現地の、おいしいものをしっかり食べ」、「とにかく1年間、健康に気を付けて、元気に過ごしたいです」と話してくれた乗本さんが、元気に、様々な国の友だちとの思い出をお土産に、笑顔で帰ってくる日を楽しみにしています。

出発当日の、不安を感じさせない笑顔。