ガーナの農園と協働するプロジェクトから、社会課題への向き合い方を学びました。

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 探究ゼミでは、6月6日(土)に渋谷100BANCHを訪問し、社会課題に取り組む実践者へのヒアリング練習を行いました。今回お話を伺ったのは、「POTƐNTIA.」のリーダーである寺田瑛梨さんです。

POTƐNTIA.は、ガーナでこれまで十分に活用されてこなかったカシューフルーツに新たな価値を見出し、未利用資源を価値あるものへと変え、現地に根ざした産業創出を目指す取り組みを行っています。当日は、寺田さんが実際にガーナの農園と協働しながら進めている活動について伺いました。生徒たちは、単に説明を聞くだけではなく、事前に準備した質問をもとに、現地の農家の方々の生活や、日本とアフリカ地域の違い、活動を継続していくうえでの課題などについて積極的に質問しました。

実践的な探究活動において重要なのは、現場の声に触れ、自分たちの仮説を問い直しながら考えを深めていくことです。今回のヒアリングは、生徒にとって、インターネットでは得られない一次情報に触れる機会となりました。事前に考えていた問いを実践者に投げかけ、その回答を受け止めることで、「自分たちは何を分かっていて、何をまだ分かっていないのか」を見直すことができました。

また、今回の活動では、「支援する側」と「支援される側」という単純な見方ではなく、現地の人々と協働しながら価値を生み出すという視点に触れることができました。これは、社会課題を一方的に解決しようとするのではなく、相手の背景を理解したうえで、持続可能な仕組みを考えるという非常に重要な学びです。今回のヒアリングを通して、生徒たちは「本当に必要とされている支援とは何か」「現地の人々にとって価値のある取り組みとは何か」「持続可能な仕組みをつくるには何が必要か」といった視点を持つきっかけを得ることができました。

高校生が社会の第一線で活動する実践者に直接問いを投げかけ、社会とのつながりを考えたことには、大きな意味があります。今回の経験を通して、生徒たちは探究に必要な「問いを立てる力」「一次情報から学ぶ力」をさらに高めることができました。