2026年度の探究ゼミが始まりました

[ニュース]

 探究ゼミは、生徒が実際に行動しながら学びを深めていく課外型の探究プロジェクトです。今年度も、1年生と2年生がともに活動し、社会とつながる学びに挑戦していきます。

初回の活動では、2年生が昨年度の活動について1年生に報告を行いました。企業と連携した探究活動を経験してきた先輩から、どのようにテーマを設定し、どのように外部の方と関わってきたのかを聞くことで、1年生は探究活動の具体的なイメージを持つことができました。先輩の経験を通して、探究活動は単に調べてまとめるものではなく、実際に社会と関わりながら問いを深めていく学びであることを実感する機会となりました。

二回目の活動では、ヒアリング練習として、考えを整理する方法について学びました。今回用いたのは、「座標軸」を使ったブレインストーミングです。ここでの座標軸は、思考を整理するための道具として活用します。たとえば、縦軸や横軸にどのような観点を置くかによって、同じ情報でも見え方が変わります。「重要度が高い・低い」「実現しやすい・難しい」などの観点を設定することで、頭の中にあるアイデアを相対的に配置し、比較することができます。

生徒たちは、意見を出し合いながら、アイデアを座標軸上に整理していきました。単に思いついたことを書き出すだけではなく、配置した後に「どの領域にアイデアが集まっているのか」「見落としている視点はないか」「次に深めるべき問いはどれか」を考えることで、議論の焦点を少しずつ明確にしていきました。

探究活動では、最初から正解があるわけではありません。そのため、自分たちの考えを一度外に出し、仲間と共有しながら修正していく過程が重要になります。今回の活動は、思考を可視化し、仲間と対話しながら問いを磨いていくための大切な準備となりました。