校長贅言28 教職員対象AED講習

[校長贅言]

4月3日(水)

 新年度が始まり、入学式や始業式を控えて先生方は準備におおわらわです。学年の打ち合わせ、教科のミーティングなどなどで忙しい中ですが、本日は先生たちを対象としたAED講習会が柔道場と小体育館において開かれました。

 私は、生徒に話す機会があると「失敗を恐れず様々なことに挑戦してください、失敗も成長の糧だから」と挑戦を促しますが、これには例外があり、「生命に関わる失敗は許されない」ということも強調します。新しい年度の始まりにあたり、新入生も迎えますし、新人の先生もいます。救急救命法やAEDの使用は万能ではありませんが、生存率を大幅に高める有効な方法です。

 忙しい中ではありますが、生命を第一に考え、保健体育科の先生方に講師になってもらい、胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用法について講習と実演をしてもらい、その後、参加者である先生方が実際に胸骨圧迫や人工呼吸をし、AEDを使ってみました。

 説明を聴く先生方の表情は真剣そのもので、しきりにメモを取る先生もいました。新人の先生方も、モジモジすることなく大きな声で周囲への指示を出し、赤い顔で胸骨圧迫を行っていました。

先生方、全員が参加しました

花輪先生による模範です

説明は保健体育科の小林先生

いよいよ先生方の実習です

体育科の先生方は実習中もアドバイス

他の先生の動きも真剣に見つめています